分譲地の陽当りを考える
こんにちは。スタッフのゆきです。
今回は分譲地の陽当りについてのお話し。
南北に長い分譲地があります。
お客様の人気の高い土地は一番南側の土地です。
その理由は「陽当りがよさそうだから」。

ピンクの矢印が差す方角が北です。
確かに緑色の土地が、一番陽当り良さそうですね。
実際にその土地に行ってみて、太陽の高さをシミュレーションできるアプリでチェック。

太陽の低い冬、元旦でも8:22には太陽の光が注ぎますね。陽当り良好といっていいでしょう。
車を2~3台停めることを考えると、駐車場と家はこんな配置になると予想されます。

真上から見た図。

庭も家も日が当たりますが、車の切り返しなど毎日の駐車がめんどくさそうですね…。
緑の土地にこのような家が建つと仮定し、別の土地も考えてみましょう。

隣の土地は道路に対して横長の土地ですので、車3台並べて停めても家が建ちます。
毎日の駐車がラクですね。

そして意外にも、家にはお隣の影がかかりません。
(庭は日陰になりますが。)
分譲地は一番南側の土地がいい!
という固定概念を捨てて考えると、
実は陽当りがよくて毎日の車庫入れラクラクの土地は他にあるかもしれません。
土地を決定する前に、ぜひ建築士にご相談ください。