今日のきんぎょ~41ばん~「色抜け」


 こんにちは。スタッフのゆきです。

 オレンジ色のらんちゅうがお亡くなりになって、
白2匹、尾っぽがオレンジの1匹、計3匹お世話していましたが、
とうとう尾っぽのオレンジ色も色抜けしてしまい、もはやみんな白一色、区別がつかない状況に。


 大磯砂利を敷いて水槽下を黒くする、赤ライトを当てる、
色揚効果のあるエサをあげる、色揚げ効果もあるという藻や水草をあげる…
色々試してみたのですが、日に日に白くなるばかり。

 金魚の赤色は人間でいう日焼けだから、外で飼って日光を当てれば赤くもどる、
というネット記事があったのですが、夏の外は暑すぎるし、
猫や鳥に食べられちゃいそうで、外で飼うのは怖いかなぁ。

 らんちゅう品評会に参加するブリーダーさんのユーチューブチャンネルでは、
室内で飼う金魚には太陽光と同じ効果のある「メタルハライドランプ」、
通称「メタハラ」必須!
と言っていたので検索してみたのですが、「メタハラ」のお値段高いよ~~。



 別の水槽で飼っているメダカの黒いコも灰色っぽく色落ちしてきたので、
富士宮の「ゴールデンメダカ」さんに行っていろいろ聞いてきました。

 やっぱり透明な水槽でなく黒い容器で飼わないと、赤や黒い色の魚はどんどん色が抜けてしまうそうです。
そして夏の日なたで飼っても、メダカや金魚は意外と元気だそうです。
そのお宅で猫(人懐っこくて、ナデナデさせてもらえました!可愛い!!)を飼っていますが、
猫は魚を襲わないけれど、鳥が魚を狙うそうです。
鳥は一度覚えてしまうとしつこいので、鳥よけのネットは必須だそうです。

 尾っぽが長いコや、メタリックなコ、カラフルなコ、メダカも種類豊富でお値段もピンキリですね。
元気でかわいいオレンジカラーのメダカちゃんを2匹新たに迎えてしまいました。

 らんちゅうの尾っぽのオレンジ色を取り戻すべく、黒い容器に移しました。
らんちゅう向きの浅い容器で黒いものといえば、大きな黒いプラ舟!

 尾っぽが(元)オレンジの1匹だけだと可哀想ですし、
メダカも色抜けするとさびしいので、
メダカの(元)黒いコと新しくお迎えしたオレンジのコも黒プラ舟に入れてみました。

 プラ舟が大きくて重いので場所を移動させたら、昼間の数時間だけ窓ごしの日光が入ることもわかりました。
プラ舟を外に出すのはやっぱり怖くて出来ませんでしたが、室内でも色戻しに必要な日光を浴びることが出来るかも。


 金魚がメダカをエサと間違えて食べてしまう危険があるので混泳はよくない、
金魚が赤ちゃんでサイズが小さい時のみメダカと混泳しても大丈夫、
というネット記事ばかりでしたが、らんちゅうとメダカ混泳させています。

 メダカは水面スレスレを素早く泳ぎ、らんちゅうは舟底をゆっくり泳いでいるので
住み分けは出来ていそうです。
らんちゅうがメダカをエサと勘違いして追いかけまわす様子もないです。

 
 ただ、メダカの浮くフレークタイプのエサを与えると、メダカと一緒にらんちゅうもエサに向かってくるので
その時メダカのエサとメダカをパクっと食べないか心配になります…。

 まずらんちゅう用の沈む粒タイプのエサを与えて、
らんちゅうが舟底でお食事中にメダカの浮くエサをメダカたちに与える、
このエサやりの順番は大事だと思いました。

 らんちゅう用の粒タイプのエサはメダカにとって大きいので食べられませんが、
メダカは沈みそこなった粒を見つけては一生懸命運ぼうとします。
そして運ぶ最中に粒が底に沈んでいって、結局底でお食事中のらんちゅうに粒を届ける結果になります。

 遊んでいるのか、毎回本気で食べようとして失敗しているのか、
それともらんちゅうに届けるためにしてあげていることなのか、
真相はわからないけれど仲良く一緒に暮らして、
みんな色が濃い状態を保ってほしいです。

 そして白くなってしまった金魚の尾の色が戻りますように…。

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