きょうのきんぎょ~43ばん~「赤斑病」
こんにちは。スタッフのゆきです。
前回の、新参者の赤らんちゅうから隔離した元尾っぽが赤かったらんちゅうですが…
どうも元気がなく、水中で口パクパクが激しいです。
水面パクパクは酸素不足というけれど、水中パクパクの原因を調べたら、
エラ病にかかった、もしくはエラを怪我したときにみられる症状とのこと。
上手く呼吸が出来ないので、激しく口パクパクをして酸素を取り込んでいるらしい。
薬浴治療がいいらしいけど、めんどくさいし時間ないなぁ、と思って帰宅後のぞいてみたら、
体のあちこちで内出血してる!?
どうやら「赤斑病」という病気らしいです。
水中の常在菌が原因で、魚の具合が悪いと発症してしまうらしい。
薬はないし、初期症状だったら塩浴治療で治るらしいので、
急いで塩水用意して、ミニ黒プラ舟に隔離して塩浴治療開始しました。
塩水の中に水作エイトのぶくぶくフィルター入れると、
塩がフィルターに詰まって意味ないかも…と思い、
泡だけ出すエアレーションを設置しました。
泡が直接エラにあたって嫌がるかなぁ…と思いましたが…
むしろお気に入りのようです。
口動かさなくてもエラから直に空気を取り込めるのがいいのか、
小さい泡がエラを掃除してくれるのかわかりませんが、
泡の出る場所の上で静止して、泡をまとっています。
2日ほど経つと、内出血もみられなくなり、元気を取り戻しました。
わりと早く治ってよかった…。
元の水槽に戻そうとのぞいてみたら、水槽にいる白らんちゅう2匹も内出血してる…!!
赤斑病流行っているの!?
最近暑すぎたのがよくなかったの!?
白らんちゅう2匹も塩水プラ舟にいれて、しばらく3匹仲良く塩浴治療を続けます。
塩浴治療が終わった後戻す水槽の水が汚いと意味がないので、
お掃除をしようと思ったら、大磯の砂の中に藻のような小さい汚れがいっぱいありました。
病気の原因はこれかも…。
汚れだけとって砂残すのも難しいし、
結局黒っぽい大磯砂を敷いてもらんちゅうの色抜けが進行したから、
もう砂を敷くのはやめよう。
水と砂全部とって、水槽洗ってゼロからやり直したい気持ちでしたが、
それだと目に見えない微生物が死んで金魚も死んでしまうので、
がんばって砂だけすくいあげた後、
残った水のなかの汚れめがけ、灯油タンクのシュポシュポするやつで吸い取りました。
汚れた部分の水だけバケツにため、しばらく静かに置いておき、
底に沈殿した汚れが入らないよう上澄み液だけ水槽に戻して、
汚れだけをのぞいて元の2/3の水は残して、水替え完了。疲れました。
後から塩浴治療開始したコも2~3日で内出血が治まり元気になったので、
3匹ベアタンクとなった元の水槽に戻しました。
なんか以前より白くなったような…。
でも、純白だったはずの1匹が、尾ヒレの下の肛門ビレだけオレンジ色になってたんです。
やっぱ黒い容器に入れておくと色変わりするのか?
内出血の名残?気付かなかっただけでもともとオレンジだった?
金魚の生態はまだまだ謎が深いです。