空き地どうしの境界線
お隣さんとの境界で、揉めたくないですね。
正式な地図は、法務局に行って「公図」を申請すれば、土地所有者でなくてもだれでも取得できます。

「999-9」番地はこの線の中、という証明になります。
正確な尺度の地図なので、その土地の縦横等の大きさはわかるでしょう。
でも現地に行って実際に見てみると…

車を停めている土地の場合、右側の家との境界はいいとして、
左側と奥の空き地との境界はどこ?
お互い空き地だとわからないことが多いです…。
このデジタル社会において、緯度経度の何度~何度がこの番地の敷地、って断言したいです。
あとから境界について揉めないためにも。
公図の他に「地積測量図」という書類もあるのですが、
この番地の地積測量図は市役所の『都市計画課』に問い合わせても見つかりませんでした。
でもこの番地は数年前に国土調査を実施しているので、
きっとその時正確なデータをとって電子記録に残してあるはず。
プロに測量依頼して「地積測量図」を作成して頂く、
境界杭を打ってもらう方法もありますが、けっこうな費用がかかります。
自分たちだけで今すぐ、低コストでほぼほぼ正確な測量は出来ないだろうか…。
『都市計画課』の方に、国土調査のデータが『管理課』にあるかも、と教えて頂きました。
土地のことなのに、「土地」とか「都市」の名がつく課にないんですね…。
市役所に行けば公の情報がゲットできると思って行くのですが、
市役所に行くと何課に聞けばいいかわからないのが困りますね~~。
広いし。いろいろな課があるし。
『管理課』で「面積計算書」なる資料をゲットしました。

土地の各頂点の正確な座標と、測量の目印、図根点の座標が細かく表示されています。
これでデータで土地の境界が示せます!
草ボーボーだと、図根点や境界杭が埋もれて見つけられない危険性もありますが、
この土地では図根点発見できました。

こうやってみると、公図に表示されてる「/の入った〇」は図根点を表していたのか…。
図根点から土地の各頂点を導きだして、土地の境界線がわかりました!

「地積測量図」がなくても諦めないで、「面積計算書」がないかぜひ調べてみてください。