きょうのきんぎょ~25ばん~「グルテンフリー」


 こんにちは。スタッフのゆきです。
久しぶりに金魚ネタをお届けします。

 自宅で飼っているらんちゅうの内1匹(オレンジ)は、あれこれ手をつくしてもおしりが水面に浮きがちです。


 浮き袋の異常からくる転覆病かと思っておりましたが、
エサを断食した日は水槽の底でべたーっとしてます。
消化器官が弱く、食べるとお尻にガスがたまるのでしょうね。
エサの問題もありそうです。


 仕方がないので、エサを与える→おしり浮かぶ→断食→底の方に沈む→エサを与える…の繰り返しの日々です。
異常なしの白いコまで断食に付き合わされるのでかわいそうです…。

 転覆病のらんちゅうにオススメのエサがないかな~と探していたところ、
「どんなエサを与えても浮き気味だった我が家のらんちゅうが、このエサに替えたら浮かばなくなりました」
という口コミがあるエサを発見!
その名も「らんちう貴族」!!


「消化吸収の難しい小麦粉類を排除」って書いてあります。

 小麦粉が浮く原因だったの?
そもそも小麦粉って今までの金魚のエサに配合されていたの?
今までのエサの成分表を調べてみると、確かに配合されていました。


 ホームセンターで売っていないので、配送料も含め少々お値段がお高いですが、
試してみる価値はあるかも、と思いネットで注文!

 我が家のらんちゅうは1歳半くらいだけれど、サイズが小さいので当歳魚用を購入。
粒が思った以上に小さくて浮いてしまうので、粒が大きい成魚用にすればよかったと後悔しましたが、
とりあえず試しに与えてみました。

 朝与えて、夕方帰宅してらんちゅうの様子をチェック。
いつもは水面にお尻が浮かんでいるのオレンジですが今回は……


 水底でお腹を上にして…

死…!?!?
きょうのきんぎょシリーズ本日最終回!?


 死なないで~~と水槽をたたいたら、びっくりして普通に泳ぎ出しました。
どうやら寝ていたらしいです…。

 いつもは沈みたくてもおしりが浮いてなかなか沈めないのに、
今回は、泳いでいると頭が重くて前回りしながら沈み、
水底でお腹を上にした姿勢が一番ラクでこのまま寝てしまうみたいです…。

 欲張って食べ過ぎてお腹がパンパンに膨らんで、この姿勢がラクなのでしょうか…。
エサの量はほそいピンセットひとつまみぶんなので、かなり少量にしたつもりなのですが。
とりあえず次の日断食させたら、普通の体制で元気に泳いでいました。

 
 「金魚は小麦粉を消化できる。」
「小麦粉が悪いのではなく、高たんぱくが悪い。」
(確かに新しいエサらんちう貴族は、今までのエサに比べて高たんぱく。)
なんて意見を書く人もいます。
 何がよくて何がわるいとか言いきれませんが、
小麦粉配合のエサを与えても浮かばないらんちゅうもいるので、
最終的に一匹一匹の個性によって、エサの合う合わないがあるのでしょうね。

 「たまに断食日を設けると、らんちゅうが浮かばなくなった」
という記事もありました。
寒くなってきて水温も下がり、消化機能が衰えてきたでしょうから、
やはり断食日を設けながら、少量のエサをあれこれ試すしかないですね。

 生き物を飼うってやっぱり難しいです。