きょうのきんぎょ~36ばん~「タニシ」


 あけましておめでとうございます!
2024年もどうぞよろしくお願いいたします!

 寒くて水温も低い冬は金魚たちは大人しくて変化ないです。
変化のあったメダカ水槽の様子をお届け。



 メダカ、水草、タニシをひとつの水槽に入れてから2週間くらいしたある日、
綺麗にしているはずの水槽ガラスにポツポツとした何かが貼りついてる…


近づいてよ~く見ると…

タニシの赤ちゃん!?



 冬なのに!水温15度と低いのに!
いつの間にか産んでいたの!?
環境の変化にビックリして子孫残さなきゃ!って危機を感じて産んだのかな。


 タニシを購入したショップのお姉さんの話では、

・タニシは雌雄同体なので1匹でも子を産む
・気が付くと爆発的に増えるので、白くて透明でフヨフヨした卵の段階で駆除するのがベスト
・タニシが増えすぎて困ったら粉々に砕いて魚のエサにしてもいい(怖っ!)

とのことでしたが、水温低い冬の時期でも子供産むかなって思い検索してみると、

・タニシは雌雄同体でなく雌雄異体。オスとメスのペアにならないと子を産まない。
・一度精子を宿したメスはしばらくオスがいなくても子を産むことがある。
・卵で生まれると思われがちだが、稚貝で生まれる。
・タニシに似た雌雄同体の他の巻貝と間違われやすい。
・水草に雌雄同体の巻貝の卵が付着していて、気が付いたら増殖している場合もある。
・タニシは水温20度くらいの春ごろ子を産むのが一般的。


 お姉さん間違えてる…というかほかの巻貝と混同してる?

 一匹で冬に子供を産んだこのコは本当にタニシのメスなのか?
というかこの稚貝達はタニシなのか?
水草についてきちゃった他の巻貝なのか?
水槽の水は井戸水だから、水の中に卵が入っていたのかも?

 まあ、タニシでなくても水槽のお掃除をしてくれる巻貝だったらいいか。
しばらく稚貝たちの成長を観察してみます。


 でも、稚貝を見つけてから3日間、タニシが動かなくなってしまいました。
砂にズモズモ埋もれて、貝のコケが増してきたような…。

 出産して疲れた?もう寿命だった?
水温低くて冬眠しちゃった?


 タニシの死について調べると、
・水温が低いと死んだように何日も動かないことがある
・貝の中身がなければ死亡している可能性が高い
・死亡していたら貝から異臭がする

貝ひっくり返して臭いをかいでみたら生死の判別できそうですね…。

 
 怖いけれど恐る恐る臭いかいでみたら、なんというか無臭…。
死んではいないのかも?

 試しにさっきまで潜っていた位置からずらして水槽に戻したら、
翌朝別の場所に移動していました。
かまってほしくないみたいで、水槽の奥の方に移動してました。
動き回る稚貝達と違って全然動かないけれど、生きててくれてよかったです。
水の中の小さな生き物たちもいろいろで面白いです。