きょうのきんぎょ~2ばん~「エサ編」

 こんにちは。スタッフゆきです。
金魚ネタについてまだまだ書いていこうと思います。今回はエサについてです。

 金魚は慣れてくると、近づいたときに口をパクパク、おしりふりふり、
俗に言う「餌くれダンス」を踊って可愛いですよね。

 でも金魚は頻繁に餌くれアピールするけれど、消化器官が発達していないので、
餌の食べ過ぎによる便秘、病気、最悪の場合死に至ってしまいます。
餌くれアピールがどんなに可愛くても、どんなに激しくても、適正量を与えましょう。
食べ残したエサが水を汚す原因になるので、規定時間内に食べきれる量だけ与えましょう。

 また、金魚の消化能力は水温によって変化します。
水温26度が金魚にとってベストで、30度を超えると暑く、
20度を下回ると寒くなるので、消化能力も落ちます。
消化能力が落ちる時期は、エサの量を減らしたり、頻度を下げましょう。
水温が低くなる冬は、あたたかい昼間に餌をあげましょう。

 餌は1日1回が基本だそうです。
でも水温が低い冬などは、2~3日に1回、1週間に1回でも大丈夫らしいです。
水温が低い冬に底のほうで動かなくなったら、それは冬眠中なので、そのときは餌を与えるのをストップしましょう。

 水温が高い夏の時期が成長期なので、大きくなってほしかったら、
この時期に少量を1日複数回与えましょう。
一度にたくさん餌を与えるより、少量を複数回にわけて餌を与えた方が、金魚は成長するそうです。

 ひとくちにエサといっても、お店にはいろんな種類が並んでいて迷いますよね。
私もいろいろ買ってしまいました。


 左上から、乾燥赤虫、フレーク野菜タイプ、フレーク色揚げタイプ、
左下から、色揚げ粒タイプ、育成用(バランス)粒タイプです。

 金魚の色づきをよくしたい、赤系の色になってほしい場合は、乾燥赤虫や色揚用のエサを与えるといいそうです。
特に乾燥赤虫は美味しいらしく、金魚の食いつきもいいです。
色揚用のエサも赤虫が多く含まれているみたいです。
でも、赤虫は消化がいまいちなので、水温の高い時期にあげるか、野菜タイプのエサと一緒にあげるといいです。
乾燥赤虫は週に一回のご褒美としてたまにあげるのもいいかもしれません。

 金魚がまだ小さいので、消化がよくて食べやすそうなフレークタイプを最初に購入しましたが、
水面に浮くフレークタイプは、泳ぎが苦手ならんちゅうには食べづらかったり、
水面に浮かぶものすべてのものを餌と勘違いして水面をパクパクする癖がついてしまう、などのデメリットもあります。
フレークタイプは水を汚しやすいので、1~2分で食べきれる量を与えること、と記載されてます。

  案の定金魚に水面パクパク癖がついてしまったので、沈むタイプの粒エサを後から購入しました。
フレークタイプと違い、一粒を消化するもぐもぐタイムが長いです。
粒タイプは5分以内で食べきれる量を与えること、と記載されていますが、
具体的に何粒なのか知りたくてエサのメーカーキョーリンさんのHPを調べたところ、
金魚の大きさに対して、一日に与えていい限界粒数の一覧表がありました。参考になります。
粒タイプは目の前に勢いよく沈めると、タイミングよくパクっとキャッチしてくれるのが楽しいです。

 また、金魚も人間と同じようにバランスが大事なので、野菜も大事です。
野菜成分多めのエサを与え、金魚が食べる水草を水槽にいれています。
茹でた小松菜や枝豆を小さく砕いて与えるのもよしです!

 いろいろ買ってしまって捨てるのも勿体ないので、今は全種類を少しずつ与えています。
朝は消化に時間がかかる沈下性の粒タイプ、夜は消化によいフレークタイプ(たまに乾燥赤虫)をあげています。
粒もフレークも、色揚用と野菜多めを半量ずつ与えています。
まだ大きさが4センチもないので、朝の粒エサは3~4粒、夜のフレークエサはひとつまみ程度あげています。
それでもちゃんと元気です。
なっかなか量が減らないので、小分け袋にいれてつかっています。

 容器の蓋を何度も開け閉めしたら、空気に触れる回数が多くて鮮度が落ちてしまいそうですもんね。
エサは一度開封したら、使いきれなくても1年くらいで交換したほうがいいそうです。
今のペースだと1年以内に終わらなさそうです…。