きょうのきんぎょ~12ばん~「白点病!?」



 こんにちは。スタッフのゆきです。
春らしく暖かくなってきて、水温があがったのか金魚たちの泳ぎも活発になってきました。

 少し前のことですが、室内飼いの金魚の1匹のしっぽに何やら白い斑点がみえました。


 ネットで調べると、白点病という恐ろしい病気があるそうです。
水中に常在している菌だけれども、弱った金魚が感染し、
はじめはしっぽの先端に白い点があらわれ、白点がどんどん増え、
最後にはエラにまで広がり、呼吸困難で死んでしまう恐ろしい病気だそうです。

 初期段階なら、薬浴治療と塩浴治療の併用で治ると書いてあったので、試してみました。


 ジャンボエンチョーで白点病用の薬を購入。
水槽の色が変わらないタイプにしました。


 原因の菌は底のほうに溜まっているそうなので、底の液めがけて今ある液を吸い出し、
水槽の水を半分ちかく入れ替えします。
底のオブジェも可能な限り取り除き、綺麗に洗って乾燥させます。

 規定通りの分量の薬液を水槽に入れ、1週間そのままにします。
見た目には特に変化なしです。エサなどもいつも通りです。



 1週間の薬浴が終わったら、水槽は通常通りの週1回1/3の水換えに戻しますが、
病気のコだけ隔離して、今度は塩浴治療させます。
塩浴も1週間程度とネットに書いてあったのですが、塩浴治療は1日で全量分水替えなど看病が大変なので、
金曜の夜から日曜日の夜までの2日間にしました。

 前回ヒーター無しの別容器で塩浴治療したら、ヒーター有の水槽との水温差をあわせることが大変だったので、
それ用に今回は水槽にひっかけるミニ水槽を購入しました。

 ミニ水槽は本来は水槽の外側にひっかけて、水槽の水を吸い上げ、戻す、
同じ水を循環して水草などを育てるときに使うものですが、
今回はミニ水槽に違う水(塩水)を使うけれど、水温は水槽と同じにしたいので、
水槽の内側にひっかけて、水槽の水がミニ水槽の周りをおおって温めるようにしました。


 使い方間違えていますが、ヒーター2つ必要ないですし、
ガラス越しに仲間も見えるし、低温で元気がなくなることもなかったので、よかったです。



 2日間の塩浴治療を終えて、しっぽの白い斑点が薄くなったように感じました。


 一応治療終了ということで、水ならししながら水槽に戻しました。

 今もよく見ると斑点らしきものがうっすらみえますが、斑点が広がることもなく元気です。
 

 でも薬の写真のように立体的な斑点ではなかったので、もしかしたら白点病ではなかったのかもしれません。

 水草が枯れないと薬の箱には書いてありましたが、
薬浴以降水草の半分ちかくが茶色っぽく変色してしまいました。
間違いだったら悪いことをしてしまった…。

 薬浴治療やる前に、塩浴治療で様子見してからのほうがよかったかもしれません。