きょうのきんぎょ~6ばん~「水面パクパク」
2021年も残りわずかですね。最後のブログネタは、やっぱり金魚ネタで。
今日は金魚の水面パクパクしちゃう困ったクセ、俗に言うエア食いです。
エア食いをしてしまう原因は、
①ただ遊んでる
②エサを探している
③エサちょうだいアピール
④酸素が足りなくて苦しい
このどれかだそうです。
④以外はそんなに深刻そうではないですが…。
でもエア食いばかりしていると、おなかに空気がいっぱいたまって深く潜れない、
お尻が水面より上に出てしまい空気に触れる部分が乾燥して炎症や出血をおこすので、
極力このクセは直してあげたいです。
②のエサを探している場合は、浮かぶエサでなく沈むエサに変更することで、
いくらか改善されるそうです。
でも、一度クセがついてしまうとなかなか直らないものです…。
エサ選びは慎重にいきましょう。
③のエサちょうだいアピールである場合、水面部分を飼い主が見えないようにするのも一案です。
水面部分をぐるりとガーランドで囲って見えなくしました。
しばらく水面でパクパクした後、潜ってこちらをチラ見(アピール?)、の繰り返しになりました。
ずーっとパクパクされる頃よりは、だいぶましになりました。
あまり金魚をみないのも重要かもしれませんね。
飼い主が見ていないとわかれば、アピールしないものです。
水面に出てきたくなくなるように、ネットや水草を浮かべてしまう方法がネットで紹介されていました。
でもこれはさすがに美しくない…。
ネットがすぐ苔で汚れてしまうだろうし…。
水面に浮かべるなら水草ですね。
④の酸素不足は深刻ですが、エアー装置を追加してあげれば問題なしです。
水草を増やして光合成に期待するのもいいですが、光のない夜は呼吸しかしないので注意が必要です。
エアー装置を追加してもまだパクパクしている、かつ元気がない、苦しそうな場合、
水中酸素が足りないのでなく、酸素を取り込むエラに異変があってうまく取り込めていない可能性があります。
初期段階であれば、塩浴治療で直るそうです。
塩によってエラについた細菌が死滅し、古いエラの膜がはがれやすくなるそうな。
試してみる価値はあります。
金魚には魚らしく、水中をスイスイ元気に泳いでほしいものです。
魚なのにお尻が浮いて潜れないなんて…見ていて面白くもありますが(笑)。