きょうのきんぎょ~32ばん~「アイデンティティ」
こんにちは。スタッフのゆきです。
サウナばかり行ってますが、金魚のお世話もちゃんと頑張っています。
今回は毎度おさわがせオレンジのコの新たな悩みについて…。
オレンジのコだけ転覆気味でエサ少なめを意識してあげていたのですが、
なんか最近オレンジ色が薄くなったなぁと思って昔の写真と比べると…
…
…もうほぼ全身白じゃん!いつの間にこんなに色抜けたの!?
昔こんなにオレンジだったのに!!
これではまずい。色抜けたらほかの白いコ達と見分けがつかなくなる…。
オレンジとしてのアイデンティティがなくなってしまう!
色抜けるって生気が抜けるように思えてなんかイヤだし…もとのオレンジに戻ってほしい…。
金魚は水槽の底が黒ければ、保護色として色が濃くなるらしいです。
でも黒い砂利をひくと、フンをスポイトで吸い取りにくくなるし、砂を洗う手間が増えてイヤ…。
あまりお勧め出来ないですが、水底に黒のプラバン紙を敷いてみました!
もともとは底が白かったですが、辺り一面黒くなりました。
保護色効果で背中の色濃くなるかな~、数日間写真に収めながら観察。
…あまり変化なし。
直射日光が差し込まない、照明も暗い床の間に水槽を移動してしまったので、明るい照明を設置しました。
昼間照明つけっぱなしにして、昼夜のオンオフをはっきりさせます。
水草も元気でるし、照明が太陽がわりになって色濃くならないかな…とまた数日間観察。
…
…むしろ、どんどん白くなっていってる!?
白い照明を当てると白くなるのか?
4色のセロファンを買ってきて、ビニール袋のサイズにカットし、入れてみました。
その袋をライトに被せ、セロファン越しの照明で色が変わるか実験。
黄、緑、青、赤…セロファン被せるだけでけっこうカラーチェンジしますね!
青とか水族館みたいなカンジになります。
でもオレンジ色を取り戻してほしいので、赤と黄セロファンを重ねてオレンジカラー照明作成。
これが一番太陽光に近いかな?
これでオレンジ色が戻ってくるかもしれない。
褪せた色を取り戻すには、やっぱり色揚用のエサを与えるべきかな…
でも色揚用は消化がイマイチで転覆病のコが水面に浮きやすい…
色揚用のなかで一番消化に良さそうなエサを与えてみました。
フレークタイプの色揚用エサ。善玉菌入り。
小麦粉も入っているのがちょっと気になるけれど、与えてみました。
フレークタイプ色揚用エサを与え、オレンジ照明を昼間あてた日の夕方。
尾の先端が赤味を取り戻した!!
…
…わけではなく、おそらく昼間水面に浮かんで火傷をした様子…。
その後エサ断食して、火傷跡回復させました。
フレークタイプでも転覆病発生しちゃうか…
与えた量が多かったのかも?
でも確かにフンいっぱいしていたので、善玉菌配合のよい効果はあるみたい。
色揚効果があり、消化によい究極のエサ…
もう、乾燥タイプではない、リアル赤虫しかない!!
赤虫を冷凍させた「クリーン赤虫」。
近くのお店では売っていないので、通販で購入。
商品代よりクール宅配代の方が値段が高いのがイタイ。
それに人間の食べ物と一緒の冷凍庫に赤虫を冷凍させるのは気持ち的にイヤだけど、
金魚のためだからしょうがない。
シートを一部めくって小分けパックの分だけ取り出せるのは便利です。
でもその小分け1パックを解凍してみたらけっこうな赤虫の量で、
今度はエサ食べ過ぎで死んじゃったらどうしようかと不安になりました。
小分け1パックを解凍前に切って、適量使う方がよさそうです。
でも人間用包丁で赤虫を切ることに抵抗が……!
切った残りの赤虫をまた冷凍庫に戻すことにもさらに抵抗が……!!
朝赤虫を与え、夕方不安になってのぞいてみたら、元気に生きていてくれて一安心。
水面に浮かんだ火傷の跡もなかったです。
背中の色味は何も変化なかったです。まあ1日与えただけですぐに変化はしないか…。
でも気になったのはフンが一つもなかったこと。
赤虫食べ過ぎて便秘になっちゃった?
それとも赤虫食べた後のフンも美味しくて、跡形もなくフン食べちゃった?
怖いので翌日断食して様子見。
色揚用エサを与えては断食して様子見、の繰り返しです。
オレンジはいつの日かアイデンティティを取り戻せるのか?
いつかよい報告ができるといいです。