旗竿状の敷地プランを考える

 

 静岡県でも、新幹線で東京に通勤できるような場所は人気が高く、土地の値段も都会並みのエリアもあります。

そんな場所でお手頃価格の土地は、狭小地だったり、旗竿状の土地だったりします。

旗竿状の土地購入を考えている方に、心得ていて欲しいポイントをお伝えします。

旗竿状の土地のデメリット

 まず、車二台を並列に駐車するのは、かなりのテクニックが必要ですし、車種も小型車に限定されます。
並列駐車にした場合、その分さらに建物が狭くなってしまいます。

 縦列駐車なら、建物の方は、三階建てにすれば、設計次第ででクリアできそうですが、
共用部分(下写真の網掛部分)にはみ出しそうだし、
カニ歩きじゃないと、玄関にたどり着けそうにない。

 縦列駐車は車の入れる順番を間違えると、また2台とも駐車し直し、となります。
車の横幅がすれすれだと、毎回出入りするたびにヒヤヒヤものです。こすったらもちろん車の修理代もかさみます。
たとえ土地代が安くても、毎日おこなうことでストレスが溜まるとなると、考え物です。

 この土地の購入を悩んでいたお客様に上記のことをお話すると、購入を断念しました。

 旗竿状の土地を考えているかたは、上記のデメリットを考慮して下さい。

不動産屋さんの責任

 「一般に」と前置きした上で書かせていただきますが、

不動産屋さんは「一般に」
「人気のエリアだからすぐに決めていただかないと売れちゃいますよ…」
「他にも買いたいという方がいらっしゃるので、買い付け証明を出して下さい」
とか言って急かす事が、よくあります。
(真実の場合もあるでしょうが、営業トークかもしれません。)

「一般に」
その土地が本当にお施主様の理想にあった土地なのか、は考慮してくれません。

「一般に」
その土地が建築に向いているかどうかは、気にもしてくれない…。

 あくまで一般論ですが、土地の売買に責任を持つ不動産屋さんは、売った後の土地に、
理想の家が建たない、地盤改良で予定外の出費が出てしまった、
などのことが起きても責任を持ちません。


 なので、土地を買う前に設計のプロの意見を聞いてみる、これ、大事だと思います。