地盤調査~擁壁のある分譲地~

 上の写真のような擁壁がある場合、擁壁を作る際に、いったん周囲の土を大きく掘り出すため、
埋め戻しの土が軟らかく、地盤補強が必要と判断されることが多いです。

 地盤は一般的に、時間が経つことで締まるのはほんの表面だけです。

 地盤調査では、擁壁近くは念入りに調査します。

 いったん堅い層に当たっても、それがたまたま石やゴミだったりすると正確なデータにならないので、
この様に、ダダダ~っという振動ドリルをロッドに取付け、堅い層を突き破り、
より深い層の検査をします。

 この現場では、この振動ドリルで破った地層の下に、やわらかい層がありました。

 

 地盤調査では、この様な機械を使うので、小型の発電機も使います。
振動ドリルと発電機の音がします。
1~2時間で終わるので、そんなにうるさくはないと思います。